Multimedia Design

PatternBasedはさまざまなメディアを使って制作をします。マルチメディア、とはとても抽象的な言葉ですので、以下に特に得意とするメディアや分野を挙げました。実際の制作過程では、プロジェクトに応じて未経験のメディアに挑戦したり、条件に応じて作品形態を変えていくことも多々あります。

ジェネレーティブアート

ジェネレーティブアートとは、プログラミングなどで作られた自律システムを使って作成されたアートを指します。私たちはプログラミングでアニメーションや音楽を作って組み合わせることで、ジェネレーティブアートを制作します。例えば、永遠に同じパートを繰り返すことのない作品などを作ることが可能です。

SVGアニメーション

Scalable Vector Graphics (SVG)は、インタラクティブとアニメーションを備えた、XMLベースの2次元グラフィックス (ベクター画像) 形式です。 PatternBasedはNFTプロジェクト「Heartbeats.」で、SVGファイル内に軽量オーディオプレーヤーを組み込むことに成功しました。これによって、どのWebブラウザーでも気軽に、アニメーションとサウンドが別々のタイミングでループする作品を再生することができます。

エディトリアルデザイン

エディトリアルデザインはPatternBasedのライフワークです。本の虫アートディレクター北島の日米両国での書籍・雑誌・電子書籍のデザインの経験は合計20年以上になります。近年では、ベストセラージャーナリストのMike Sager氏が運営するカリフォルニア・サンディエゴの出版社The Sager Groupから出版された本 (2012年の発足以来全て) を手がけています。

インフォグラフィック

インフォグラフィック、彫刻、インタラクティブ・データビジュアライゼーション。数字をテーマにしたマルチメディア作品は、PatternBased Artの得意ジャンルです。データを効果的に表現することで、いつもと違った角度から世界を見ることができます。データのビジュアル化は、数字列を物語に変えます。有意義なプロジェクトや有能なリサーチャーとのコラボレーションを常に募集中です。過去の作品はこちらをご覧ください。PatternBasedアーティスト北島は、オリジナルのデータビジュアライゼーション4作品でData Visualization Societyが主催するInformation Is Beautiful Award 2022で、特別個人賞「Impressive Individual」を受賞しました。

UI/UX

PatternBased Artは、直感的で使いやすいUI/UXを作成します。まずプロトタイプを作成し、理想的なユーザー・エクスペリエンスとインターフェイスが見つかるまで、ユーザー・フローを修正し続けます。この制作方法が可能なのは、デザインと開発を直接コーディングで同時に行うからです。

グッズとオブジェ

コラボ企画やオリジナルのテーマのためのTシャツ、パンツ、マグカップ、ネックゲーターなどのオブジェクトやグッズをデザインしています。オリジナルの科学シリーズでは、クマムシTシャツが人気です。一部の製品は、PB Merch Store、EQD Merch storeやAmazonで販売中です。

絵と壁画

デジタル媒体だけでなく、アナログの絵画や壁画も扱います。アナログとデジタルを行ったり来たりすることで、独特の表現が可能になります。壁画とプロジェクト・マッピングを組み合わせるなどの、様々なアナログとデジタルの技術の融合も、私たちが探求してみたいジャンルです。

AI・人工知能

現時点で私たちは、AIによって生成されたアートと、テクノロジーの急激な進歩を純粋に楽しんでいます。今後AIアートはあちこちで広く使用され、次世代アートの基準になるでしょう。人間のアーティスト達がAIアートに影響を受けた作品を制作したりもするでしょう。そして、AIが生成したり影響したアートが、そのまた次世代のAIの情報源として取り入れられるという奇妙なループが出来ていくのでしょう。私たちもそのループに巻き込まれて、AIの世界と新しいアートの世界を目撃するのを楽しみにしています。